2021/06/23 18:12
僕はあまり政治色の強い作品を作っていません。
その理由はさまざまですが、大きなものとしては、
自分自身が掌握しきれていないということでしょうか。
それでも、自分の中で関心を持つ事件なんかは多くて、
自分なりに情報を精査しては見解を持っています。
2013年、各SNS上で#blacklivesmatterというハッシュタグが拡散されました。
その時は特に日本までにその運動が広まることはなかったのですが、
昨年のジョージ・フロイド事件を発端に、あらゆるメディア・SNS上で、この言葉を目にしました。
しかし、正直僕はこの運動には、首を傾げています。
僕なりにではありますが、これまで多くの文献や映像作品で、
黒人の方達の差別や迫害を見てきて、率直に惨いと感じることばかりでした。
だけど、それを理解した上でも、事件の全容を見もしないで徒党を組む事例が多すぎます。
当たり前ですが、白人の中にも良い人と悪い人がいて、黒人の中にも良い人と悪い人がいます。
だけども、例えば銃を持った強姦から身を守るために、白人の警官が黒人を射殺したとしても、
黒人は黒人の味方をしているように見えます。
内容よりも同族の味方をしているようにしか見えないです。
勿論それも全ての方に当て嵌まっている訳ではないし、
日本人のお前には分からんよって言われたら、何も言えないですが、
この運動の一番の矛盾は、
お前らだってアジア人差別するじゃねーか!!ってことに他なりません。
だから僕はこのBLM運動が滑稽でしかないし、
日本人がこの運動に乗っかるのは、どうも釈然としません。
Matter of fuct とは、直訳すると「実際のところ」という意味です。
matterという言葉を使って、僕なりのfuct・真実を
近いうちに形にできたらと思っています。